大学駅伝が盛り上がってますね。
順天堂大学の三浦選手をご存知でしょうか?
彼の持ち味は「肩甲骨の柔らかさ」です。
肩甲骨が良く動くことにより、
疲労が溜まってくるラストスパートも
ちゃんと足が前に出て、
全力で走ることが出来るのです。
「なんで走る選手なのに肩甲骨?脚力じゃないの?」
と思うかもしれません。
もちろん脚力も必要なのは確かです。
しかし、
・肩甲骨と股関節は連動しています。
・肩甲骨が硬くなれば股関節は硬くなる。
・股関節が硬くなれば肩甲骨は硬くなります。
といった話を聞いたことがありますか?
もちろん全てが
「股関節=肩甲骨」
とも言い切れません。
「股関節が痛いのは肩甲骨が悪いからなのか!」
と全てがイコールではありません。
ほかの原因があることも当然あります。
しかし、
「肩甲骨の動きと股関節の動きが連動する」
のは事実です。
歩く時や走る時、
足を動かしているのはもちろんですが、
同時に腕も振ってませんか?
そうやって身体は1箇所を使うのではなく、
連動して動いています。
しかし現代人の生活は大変便利になってきています。
腕をさほど挙げなくても生活できますし、
ほとんどの動作が手先だけで事足りてしまいます。
そんな生活をしていると、
そのうちに肩甲骨が硬くなり、
最初は動かしずらかったのが動かせなくなります。
そして、
肩周りが動きにくくなるだけじゃなく、
股関節も動きにくくなったり、
痛みを伴ったりと悪影響を及ぼします。
痛いところや硬いところだけ
ほぐしていても結局改善は難しいです。
いろいろな動作で、
ちゃんと動くべき筋肉や関節が、
正しく動かせるようになることが大事です!