「腰痛」と一言で言っても、症状や原因は多岐に渡ります。

例えば動くときに痛みが出る人もいれば、じっとしている時に痛みが出る人もいます。

また背骨付近が痛い人もいれば、両サイドが痛い人もいます。

沿って痛い、かがんで痛い。などなど。症状を細分化したらキリがないくらい「人によって違います」

そのため、原因も１つや２つではなくいろんな要因が重なって今の痛みが出ているケースがほとんどです。

「腰痛」も他の症状と同様まず「ちゃんとした原因」を見つけることが重要になります。

「腰が痛くなったら、とにかく腰をたくさん揉んでほしい」と思われる方が多いと思います。

そして「揉めば揉むほどほくされて改善する」と思われる方も多いです。

確かに硬くなってしまった部分はほぐす必要がありますが、それだけだと悪化してしまう可能性もあります。

例えば、体幹が弱くインナーマッスルが日常動作で上手に使えていない方の場合。

家で例えると「基礎が弱い家」みたいなもので大変不安定です。

そんな状態で念入りに揉みほぐしただけだと、身体はより不安定なままなので、ほぐされた直後は良くてもその後余計に悪化してしまいます。

特に女性は男性よりも全体的に筋力が弱いため、このようなケースが多く見られます。

硬くて痛みが出ている箇所は確かにほぐす必要があります。

しかし背骨を支えている様々な筋肉のうち、１つは「腰の筋肉」

腰の筋肉がちゃんと使えて、ちゃんと支えられていないと何気ない動作でも痛みを生じてしまい、いつまで経っても良くなりません。

それどころか、負荷がかかり続けている場所は、徐々に筋肉の「コリ」だけでなく「関節」にも影響を与えたり、

「神経」に悪影響を及ぼし、痛みが助長されたり、痛みの箇所が広がり、そして「痺れ」や「変形」を伴ってしまう場合もあります。

そうならないためにも、しっかりと原因を見つけて、なおかつ早めのケアが大切です！

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