なぜ「肩こりや腰痛」が起こるのか。

現代人は「常に何かしら不調を感じている。」もしくは、「今は大丈夫でも過去に感じていた。」という方がほとんどだと思います。

ではなぜそのような「慢性的な不調」が起こるのでしょうか。

原因は多岐に渡りますが、今回は「関節」に着目してご紹介します。

人の身体は基本的に「動きが大きい関節」と「動きが小さい関節」が交互についています。

＜動きが大きい関節＞

イラストの赤丸の部分

例）頚椎（首）、肩関節、下部胸椎（背中の下の方）、手首、股関節、足首など

＜動きが小さい関節＞

イラストの青丸の部分

上・中部胸椎（背中の上や真ん中あたり）、腰椎（腰）、肘、膝など

「動きが大きい関節」がうまく動かなくなってしまうと、

「動きが小さい関節」が頑張ってしまい、負担がかかります。

例えば、

・動きが大きい「股関節」や「足首」の動きが悪くなってしまうと、その間にある膝に負担がかかり、膝が痛くなります。

・動きが大きい「肩関節」や首の動きが悪くなってしまうと、肩甲骨付近や首の付け根あたり（多くの方が肩こりを感じる場所）に痛みが出ます。

他にも、最近では握る動きが多く（スマホやパソコン、筆圧が強かったり等）それが原因で肩こりが起こることも多いです。

そうなった時に、肩だけ揉んでいても「根本解決」にはなりません。

このように、「大きい動きの関節」が加害者となり、

「小さい動きの関節」が被害者となってしまいます。

痛みや不調がある患部ばかりをケアしていてもどんどん悪化してしまう可能性があります。

「使い過ぎちゃったねー。しっかり揉みほぐさないと！」だけでは根本改善にはつながりません。

原因が患部にあるとは限りません！

本当の原因を見つけて根本改善を目指しましょう！

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